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食品中の薬剤耐性菌モニタリング活動 最終回

2016年11月、食品中の薬剤耐性菌モニタリングの最終活動がハノイ、ニャチャン、ホーチミンで実施されました。本モニタリング活動は、2013年から卸売市場、スーパーマーケット、小規模店舗から生鮮食品(鶏、豚、魚、エビ)を年4回採取し、食品中の薬剤耐性菌(ESBL産生大腸菌)を検査してきました。共通サンプリング手法、検査手法を確立し、検査データを蓄積してきました。日本人専門家が、各地を巡回しベトナム側カウンターパート機関のモニタリング活動を運営指導しました。活動成果は保健省へ提出し、国の耐性菌モニタリングシステムに応用するよう提案しています。

収集した食肉サンプルとニャチャン・パスツール研究所中部食品安全検査センターのスタッフ

食品中の薬剤耐性菌検査の様子