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ベトナム人研究者 修士論文審査会 合格

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2015年4月14日、Bui Thi Kim Ngan研究員がハノイ科学技術大学の理学修士号審査に合格しました。Ngan(ガン)研究員はハノイ国立栄養院(NIN)の微生物学者であり、修士論文 “Back-yard Poultry and Spreading of Antibiotic Resistant Bacteria in Rural Community” を審査会で口頭発表し、審査員からの質疑に回答しました。彼女の口頭発表は審査員から高く評価され、非常に高いスコアを取得しました。

▲質疑応答するNgan研究員 ▲NINの同僚から祝福されるNgan研究員

Ngan研究員は、同大学の修士コースを履修しつつ、ハノイ地区で展開している本SATREPSプロジェクト活動にも大きく貢献してきました。研究メンバーの中でも最も若い微生物学者の一人でもある彼女は、研究能力向上に努力を捧げ、プロジェクトが主催する日本での短期研修(指導教官:琉球大学 平井到教授)やベトナムでの現地研修に積極的に参加してきました。

▲日本での短期研修 Aug.-Oct.2014 ▲NINでの日常業務

Ngan研究員は、感謝の言葉を次のように述べています。『修士論文作成にあたり、日本とベトナムでご指導をいただいた平井到教授(琉球大)とDr. Bui Thi Mai Huong(NIN)に深く感謝しています。お二人の熱意あるご指導、研究に対する厳しいご指摘とご支援のおかげで、私は修士論文を完成することができました。また、研究中に多くの後方支援をいただいたJICAプロジェクト事務局の安藤業務調整員にも感謝しています.』

▲彼女の研究はプロジェクト共同研究ラボで進行中