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疫学研究デザイン ハノイ・タイビン

 2014年11月27日~29日

微生物学、薬学、人類学ワーキング・グループの日越研究者がハノイ・タイビンに集結し、薬剤耐性菌がベトナムで 蔓延しているリスク要因と対策について疫学的な研究ディスカッションとデザインをしました。これまで各ワーキング・グループが蓄積してきた薬剤耐性菌の保菌率、インタビュー結果のデータ等を突き合わせ、なぜ薬剤耐性菌が蔓延しているのか、その要因を研究者達は議論しました。集団を対象に病気の要因を統計的に解析する疫学手法を駆使し、リスク要因の絞り込み方法や、薬剤耐性菌の蔓延を抑制する介入方法について、今後どのように研究デザインをすれば良いか、研究者たちは話し合いました。今回のミッションには、これまで本プロジェクトの疫学研修に協力いただいた国立保健医療科学院 大山卓明 上席主任研究官も参加し、日越研究者は大山先生から疫学研究デザインについてコンサルテーションをうけました。

  ハノイ・タイビンでの研究ディスカッションの様子
 

 ハノイ・タイビンでのフィールド・スタディ