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ビンディエン卸売市場会社の食品品質管理向上の取り組み例

本プロジェクトのメンバーであるビンディエン卸売市場会社(BDWSM)が、市場で扱う食品品質管理業務を向上させる取り組みを紹介してくれました。BDWSMは、2012年に日本での短期研修『食品安全管理コース』に参加し、研修で学んだことを同社の品質向上に活かしています。このようなBDWSMの取り組みは、中間レビュー評価団から、今後、正のインパクトが期待できると評価されました。

BDWSMからの報告

『日本で利用されている品質管理手帳を参考にして、BDWSMが品質管理に使うチェックリストを改善しました。具体的には、①衛生チェックリスト(青色)、②水産物入出荷履歴帳(黄緑)をアップデートし、毎日、市場内の商店に記録してもらっている。①の衛生チェックリストでは、食品を取り扱う作業者の衛生・健康状況、商店・食品容器の衛生状況、ごみ管理、使用禁止添加物の使用等をチェックしてもらいます。②の入出荷履歴帳では、入出荷食品の重量、入出荷先の連絡等を記録しています。』

   

『日本の取り組みを学んで、自主的に年間計画を作成し、サンプル保管(食品中残留抗菌剤の検査用)、サンプルの番号化など、サンプリングに関する活動を展開するようになりました。』