祝 ベトナム人研究者 学長顕彰受賞
2014年10月31日 Hoang Hoai Phuongさんが大阪府立大学学長顕彰を受賞しました。2014年3月に日本細菌学会優秀発表賞を受賞するなど、これまでのPhuongさんの優秀な研究実績が讃えられました。ホーチミン公衆衛生研究所の研究者であるPhuongさんは、2013年4月から大阪府立大学大学院生命環境科学研究科で博士課程を専攻しており、主にマウスモデルを使い、抗菌性物質がどのようにESBL産生大腸菌保菌状態の定着/安定化に影響するのか研究しています。
指導教官の山崎伸二教授(大阪府大)から学長顕彰を受け取るPhuongさん
2014年11月には、Puongさんはタイ(バンコク)で開催された保健医療分野の国際会議
「The 1st International Allied Health Sciences Conference 2014 on the Occasion of the 80th Anniversary of Thammasat University, -International Conference on Medical Innovation for Health-」に出席し、マウスモデルの研究について「Persistent gastro-intestinal colonization of ESBL-producing Escherichia coli in cefoperazone treated mice」(1)を口頭発表しましした。惜しくも最優秀発表賞は逃しましたが、会議主催者から次点賞を受賞しました。
国際会議で発表するPhuongさん
会議主催者から発表賞を受賞するPhuongさん
(1)著者 Hoang H. P.1, Yasuda N.1, Hirai I.2, Yamamoto Y.3, Awasthi S. P.1, Hinenoya A.1, Yamasaki S.1
1 Department of Veterinary Sciences, Graduate School of Life and Environmental Sciences,
Osaka Prefecture University, Izumisano, Japan
2 Faculty of Medicine, Ryukyu University, Okinawa, Japan
3 Global collaboration Center, Osaka University, Osaka, Japan