祝ベトナム人研究者 日本細菌学会優秀発表賞受賞
2014年3月28日、Hoang Hoai Phuongさんが東京で開催された第87回日本細菌学会総会で、優秀発表賞を受賞しました。受賞したポスター発表は“The effect of cefoperazone on intestinal colonization by ESBL-producing Escherichia coli in mice”*というタイトルで、マウスモデルを使い抗生物質がESBL産生大腸菌の腸管への定着に与える影響についてのデータを発表しました。Phuongさんは、ホーチミン公衆衛生研究所の研究者であり、2013年4月から大阪府立大学 山﨑教授の下で博士課程を専攻しています。プロジェクトを代表するベトナム人微生物学者の一人として、いずれ彼女が日本で得た知識と技術がベトナムの薬剤耐性細菌研究に貢献することが期待されています。
*Authors:Hoai Phuong Hoang1, Noritomo Yasuda1, Itaru Hirai2, Yoshimasa Yamamoto3, Sharda Prasad Awasthi1, Atsushi Hinenoya1, Shinji Yamasaki1
1Department of Veterinary Science, Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University, 2Faculty of Medicine, Ryukyu University, 3Global Collaboration Center, Osaka University