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祝 帰国研修員が修士号審査合格

2015年10月2日、カントー大学の Tran Thi Thu Suong(スオン)研究員が修士論文を発表し、カントー大学の理学修士号(MSc)審査に合格しました。カントー大農学・応用生物学部に所属するスオン研究員は、カントーでの耐性菌研究プロジェクト活動に貢献しつつ、日本での短期研修やベトナムでの現地研修に参加し、薬剤耐性菌の知識や研究手法を吸収してきました。ベトナムにおける食品衛生安全問題の解決について関心が強いスオン研究員は、家畜生産現場に於ける薬剤耐性菌(ESBL産生大腸菌)の性状に着目し、ESBL産生菌の系統、薬剤耐性能、耐性遺伝子型などを詳細に解析し、修士論文にまとめました。スオン研究員の論文は、審査委員から高く評価され非常に高いスコアを取得しました。スオン研究員は、以下の謝辞を投稿してくれました『修士コースで研究中、ご指導いただいたカントー大学Nguyen Cong Ha助教授、Nguyen Trong Ngu助教授、大阪府立大学の山崎伸二教授、日根野谷淳助教に深く感謝しています。また本SATREPSプロジェクトの御支援にも感謝しています。』

修士論文審査会で口頭発表するスオン研究員(2015年10月2日 カントー大学)

▲日本での短期研修修了式:大阪府大・獣医国際防疫学教室のみなさんに祝福されるスオンさん

(2015年2月6日 大阪府大)

▲ハノイでの現地研修に参加するスオンさん(2015年10月1日 ハノイ)

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