課題5 薬剤耐性菌検査を含む食品安全管理における専門家の育成
本研究の遂行を通してベトナム人食品安全管理専門家の育成を図ります。ベトナム人専門家の育成は、本研究の目的であるベトナムにおける薬剤耐性菌の発生と拡散の抑圧を具体化するものとしてモニタリングシステムが有り、これを運用するために必須であります。高度な専門化の育成は本事業の研究成果を実効化し継続させる上で極めて重要です。
具体的には 、
【活動5-1】
ベトナムならびに日本において本研究の実施にそれぞれ参加し、OJT(on the job training)による実際的な研究推進方法や解析方法、ならびに成果とりまとめと学会報告、さらには論文作成方法等の一連の流れを習得することになります。
加えて、
【活動5-2】
大阪大学、大阪府立大学、徳島大学において基礎的な研修を受け、大阪府立公衆衛生研究所においては食品検査一般についての実務研修を受けることになります。期間中計3名の長期研修(大学院)、6ケ月以上1年未満8名ならびに1カ月32名の短期研修を行うことを計画しています。