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微生物チームによるサンプリング活動 2013年5月~6月

2013年5月~6月 ハノイ・バビ県

2013年5月末から国立栄養院(NIN)微生物学WGが、バビ地区の第二次サンプリング活動(人糞便、食品、環境水等)と一次解析(ESBL産生大腸菌のスクリーニング)を行いました。若手No1上田研究員が3週間にわたり、NINの研究員と共同研究活動を行った。

2013年6月6日 早朝Chu Minh communeにあるヘルスセンターに到着後、サンプルを提供して頂いた各世帯の場所を把握するためマッピング(地図作成)を行いました。

    

農業用貯水池などの環境水検体(NIN Sy研究員)と家畜飼料のサンプリング(NIN Huong研究員)も同時に収集しました。午前中に全作業を終了しましたが、かなりの蒸し暑さでフラフラでした。

       

    サンプリング終了後、検体からのESBL E. coli産生大腸菌の分離、VITEKによる菌種同定、PCR法を用いた遺伝子解析を行いました。途中、さまざまな失敗や試行錯誤を繰り広げながら、現地の研究員とともにトラブルシューテイングを行い、無事一次解析を終えることができました。

          

       ESBL産生大腸菌の分離              電気泳動写真の解析    

           

     研究ディスカッション風景        ESBL産生大腸菌に対するPCR風景