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微生物チームによるサンプリング活動

2013年7月 ニャチャン 

7月22日~7月26日にかけて、微生物WGがニャチャン・パスツール研究所において食品サンプリング(食品検体200検体)、ESBL産生E. coliの分離、遺伝子解析を行いました。日本側の微生物WGの渡部、上田研究員2名が現地のDr. Hue, Mr. Phoung研究員の協力の元、共同研究を行いました。

食品検体サンプル(ブタ、トリ、養殖エビ)の収集を行いました。市場は朝一番から昼まで開いており、気温は蒸し暑く、水道設備も充実していないようで恰好の細菌繁殖環境に見えました。

    

     ダム市場でのサンプリング風景(エビ)

 

食品サンプルからのESBL産生E. coliの分離、PCRによる一次解析を行いました。

パスツール研究所は食品検体からの病原菌分離をルーチンワークとしており、手慣れた様子でご協力下さり、効率良く実験することができました。

   

  食品検体の前培養    ESBL E.coliの菌株ストック      菌株の転培過程