ホーム > 活動紹介 2014年3月 薬学WG

薬学ワーキンググループ活動紹介

2014年3月1日~6日 タイビン タイビン医科大学

薬学WGの原田助教(大阪大学)とタイビン医科大学が、食品中および環境水中に残留する抗生剤を検出するために、サンプリング調査を行いました。サンプリング後、タイビン医科大学の研究者が採取した水中の有機物を濃縮し、詳細な解析に必要な前処理をしました。

 環境水の処理をするタイビン医科大学Ha研究員

 2014年3月7日 ハノイ 国立栄養院NIN

原田助教とNIN Dung研究員がミーティングを行い、食品中に残留するβラクタム系抗生剤のモニタリング計画について意見交換をしました。4月中にNINが妥当な解析手法を検証し、その解析手法を現地研修を通じベトナム側研究機関へ普及した後、ハノイ、ニャチャン、ホーチミンでサンプリングした食品を解析する計画を立案しました。 

モニタリング計画について協議するNIN Dung研究員と原田助教

 2014年3月2日~14日 ホーチミン 公衆衛生研究所IHPH

IHPHと大阪府立公衆衛生研究所の小西研究員、内田研究員がホーチミン市内の市場から食品をサンプリングし、食品中の残留抗生剤を検査しました。IHPHは、液体クロマトグラフィー質量分析法(LC/MS/MS)を用いて、食品サンプル中の成分を分離し、残留抗生剤の質量を計測しました。

     
  LC/MS/MS測定結果について議論する
  内田研究員とIHPH Mai技術員
  LC/MS/MS測定用試料調製を行う,
  小西,内田研究員,IHPH Long技術員