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現地研修『プライマーデザインと遺伝子クローニング理論編』

2015年10月1日、ハノイ国立栄養院(NIN)が現地研修「プライマーデザインと遺伝子クローニング」を開催しました。本研修は、ベトナム5機関の若手微生物学者を対象に、標的遺伝子のクローニングに必要なプライマー(人工的な核酸の断片)をどのように設計するか、基礎理論とスキルを習得し、かつ各機関同士の科学的な知見交流促進を目的としています。第一回目は、13名の修士レベル微生物学者がハノイに集まり、プライマーデザインの基礎理論を学びつつ、各自の標的遺伝子クローニングに必要なプライマーを設計しました。第二回目は10月20日から予定されており、NINの共同研究ラボで各自設計したプライマーを用いたPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法とIn-fusion反応(DNA連結反応)による遺伝子クローニングの実習を行います。

プロジェクトリーダーTuyen所長の開会挨拶。研修を通じ得意分野を研鑽して欲しい旨、期待のお言葉をいただきました。
自己紹介。ニャチャン・パスツール研究所からVan研究員とNga研究員が参加。普段は中々接点がない各機関の若手交流も本研修の目的です。
平井教授(琉球大学)が基礎理論を講義。
NINのDr. Huongがベトナム語で補足解説。
NINからNgan研究員、Tuyet研究員、Trang研究員、Duc研究員が参加。
ホーチミン公衆衛生研究所からDao研究員、Doan研究員が参加
タイビン医科薬科大学はDiep研究員とHoa研究員。カントー大学からSuong研究員とHuyen研究員が参加。
プライマー設計中。ネット上の遺伝子データバンクにアクセス中。
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