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長期研修員 研修評価会
2015年9月10日、長期研修『ベトナムの食品安全衛生に係る先端的研究能力養成Ⅰ』の一貫で徳島大学大学院・栄養生命科学教育部・博士課程を修了し学位取得する見込みのPhan Ngoc Quang(クワン)研究員が、JICAの研修評価会に参加しました。評価会は、徳島大学、大阪大学、JICA本部、JICA四国、JICAベトナム事務所をつなぐテレビ会議で行われました。
クワン研究員(右)
クワン研究員は、食中毒の原因細菌の一つである腸炎ビブリオが、細胞に対しどのように毒性作用を与えているか、そのメカニズムについて、腸炎ビブリオのDNAに結合するタンパク質の影響に注目し、博士論文を完成させ評価会で発表しました。彼の論文は、細菌学分野で由緒ある国際学術誌Journal of Bacteriologyにも掲載されました。クワン研究員は評価会で徳島大学をはじめ本プロジェクト関係者に謝辞を述べるとともに、帰国後は所属先のタイビン医科薬科大学に戻り、日越の研究ネットワークを保ちつつ、本プロジェクト活動に貢献する旨、決意表明しました。
JICAベトナム事務所からの様子
クワン研究員所属先 タイビン医科薬科大学の副学長他 カウンターパート
大阪大学 山本チーフアドバイザー(左)からのコメント
JICA本部からのコメント