日　時：　平成30年1月28日（日）～2月1日（木）

訪問先：　香港中文大学医学院薬学校
　　　　　Prince of Wales Hospital（Institute of Integrative Medicineを含む）
　　　　　Watsons Personal Care Stores

概要報告：
　グローバルな視野を持ち国際的に活躍する薬剤師には、各国の医療制度や社会構造の違いに応じた職能の違いを理解し、適した医療サービスを提供できる問題発見・解決能力を身につけることが要求される。香港は長寿世界一の都市で医療福祉が充実しており、比較的日本と似た医療環境であるものの、日本のように皆保険制度は存在しないといった社会保障制度の違いも見られ、薬剤師の職能や医療制度を比較して学ぶのに適している。
本プログラムには、京都大学より5年生5名、6年生1名が、千葉大学より5年生1名、博士課程3年生1名が参加し、引率した京都大学教員2名を加え計10名で香港を訪れた。香港中文大学では、病院薬剤師が行う高齢者医療に関する授業に体験参加するとともに、参加学生主体で日本での薬学教育や医療制度を説明し、両国の違いについて先方の教員やインターン修了生と意見交換を行った。公立病院および地域薬局では、薬剤師業務について実地調査し、医療制度の違いと関連付けながら薬剤師の業務内容の違いに関して理解を深めた。

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