活動成果

2024.04.17

活動成果

【報告】熊本大学 ニューメキシコ大学研修

【日程】2024年11月~2025年3月
【研修先】ニューメキシコ大学薬学部 
     University of New Mexico College of Pharmacy(オンライン)
【参加者】教員2名、講師2名
【プログラム研修等の内容】
 薬学教育の急速なグローバル化が進む中、国際的な活躍が期待される高度先導的薬剤師の育成を推進するためには、学生の国際交流の推進や語学力・コミュニケーション力の強化に加え、指導教員のグローバル化・指導スキルの向上を目的とした新たな高度薬学教育プログラムの開発が必須である。本研修では、米国における臨床薬学研修に関して豊富な実績のあるニューメキシコ大学薬学部(UNMCOP)との連携により、グローバル薬学教育環境の整備・強化を企図とした臨床薬学研修プログラムの構築を目的とし、UNMCOPが提供するInternational Teaching Certificate Program(ITCP)プログラムを教員が実施することで、海外連携教育プログラムの推進・発展を目指す。

【参加した感想】
 このような教育技法について体系的に学ぶ機会はこれまでほとんどなく、また、他の先生の講義を拝聴する機会もなかったため、大変参考になった。自身の講義内容に落とし込むためには具体的にどのようにしたらよいかについても丁寧に指導いただき、自身のスキルアップにつなげることができたと思う。また、英語力に自信がなく聞き取れない内容もあったが、武田先生から振り返りを兼ねて日本語で説明いただくことで理解を深めることができた。このような研修の機会をいただき、オーガナイザーの城野先生をはじめとする先生方に深く感謝申し上げます。


 毎回の宿題が正直大変ではありましたが、その分理解が深まりました。さらに宿題に対してフィードバックを個別にいただけたこともありがたかったです。
 学生の授業や実務実習、また薬剤師レジデントの研修などにおいて、目標を設定する場面はたくさんあります。これまで動詞を意識して目標を立てたことがほとんどありませんでしたが、「知る」だけで終わらず「応用し」、「問題を解決する」ところまで到達できるようにしたいと思いました。今後多くの場面で活用させていただきます。授業の方法については、active learningを積極的に取り入れ、より学習効果の高い授業を今後目指してまいります。冒頭で学生の興味を引く(いわゆる「つかみ」)ことも実践したいと思いました。
今回の研修で学んだ多くのことを、自施設の薬剤師にも共有してまいります。ありがとうございました。