【報告】熊本大学 一般社団法人メディポリス医学研究所 メディポリス国際陽子線治療センター研修

2023.04.11

【日程】2023年3月16日(木)~17日(金)
【研修先】一般社団法人メディポリス医学研究所・メディポリス国際陽子線治療センター
【参加者】学生15名、講師4名、教職員1名
【プログラム研修等の内容】
 医療の革新的な進歩により、多様な新規がん治療法が開発され、がん患者が様々な治療戦略の中から最適な治療法を選択できる時代になりつつある。本研修では、薬剤師の観点から最新のがん治療の動向・現状を把握し、個々の患者に最適ながん治療を実施するための知識を習得することを目的とし、がん治療における最先端の陽子線治療を実施している「メディポリス国際陽子線治療センター」のご協力のもと、下記の通り研修を実施した。

【講演会】*オンラインとのハイブリッド形式
・荻野尚 先生(センター長):センターの概要説明・陽子線治療の原理
・湯之前清和 先生(事務局長):センターにおける薬剤師の役割
・持留隆伸 先生(センター薬剤科):薬剤師によるキャリアパス
(先輩薬剤師の立場から参加学生との意見交換会)
【施設見学】
・陽子線照射回転ガントリー治療室・患者処置室での陽子線治療デモ
・患者専用宿泊施設紹介(メディカルリゾート【HOTELフリージア】)

【てらわき薬局城西・薬局見学】
・寺脇大先生による薬局見学、近未来の薬剤師像についての意見交換

【参加した感想】
 陽子線治療について、本研修に参加するまではどれくらい治療効果があるのか、実際に臨床でどれほど使用されているのか不鮮明で、自分の中でいまいち捉えることができていなかった。しかし、今回の研修で驚くほどの奏効率があり、一部のがん種においては既に外科手術よりも有用であるということを知り、自身の知見を深めることができた。想像よりも陽子線治療のハードルが低いことを知れたのも今回の研修に参加した意義があった。自分と同じように、陽子線治療と聞くとピンとこない学生も多いと思うが、これからは治療選択としてかなり上位の、ほぼファーストチョイスの治療になりうるものであることも分かり、今後の医療の発展が楽しみとなった。私はこの研修に参加することで知識を得ることができたが、可能であるならこういった研修の機会を増やし、広く他の学生にも認知してもらうことで陽子線治療についてもっととっつきやすいものになるのではないかと思う。また、外科手術をしなくても治療ができるとのことで、外科医からあまり良い返事をもらえないことが多いという嘆きを聞き、自分の仕事のプライオリティーとより良い医療を提供することへの切望ということは両立しないと感じてしまい、現行の制度を変えてより良い医療を患者に届けるために障害となるものが少しでも減らせるようになれば良いと感じた。また、現在AIが多くの人の仕事を奪うと騒がれている状況と同じものを感じ、技術革新はえてして受け入れづらいところがあるとも感じた。私は今回の研修が終わり研究室に戻った後すぐに後輩たちに来年もこの研修があるのであればぜひ参加するべきだと熱弁してしまった。それほどまでに本研修で得られたことは大きく、薬だけではない治療法への理解が深まったので、来年度もぜひ開催してほしいと切に思う。

放射線と陽子線の違いについて詳しくは知らなかったですが、今回の講演を聴いて、治療効果や副作用の観点からも陽子線の良さがわかり、これから保険適用がさらに拡大していくことが考えられるため、薬剤師として治療法の一つとして理解しておくことが必要であると感じました。また、実際の薬剤師が病院で様々な仕事をしていることを知り、多量な業務がある中で、しっかりと患者さんと向き合うことが想像以上に大変であると感じました。さらに、高度先導的薬剤師として、副作用の発生頻度をへらすことや患者さんが使用しやすい病院にするために、薬剤師が主導となって、薬に関すること以外でも行動をしていくことが必要であるということを知り、実際に自信が薬剤師として働く際に出来ることは非常に多くあることがわかりました。さらに、てらわき薬局では、機械化が進んだ薬局を実際に見ることで、これから機械による作業の補助が増えていく中で、必要な薬剤師として生き残るためには、どのようなスキルや知識が必要なのかを改めて考えるきっかけになりました。今回の研修を通して、考えるだけでなく行動を起こすことが大切であるということを改めて体感した二日間でした。

がん治療における最先端の陽子線治療について知識を習得でき、視野が広がり、とても充実した時間を過ごすことができました。陽子線治療というものを今まであまり理解していなかったのですが、放射線治療との違いや陽子線治療の利点、陽子線を腫瘍に照射する仕組みなど、丁寧に説明していただくことで、理解が深まりました。さらに、もっと詳しく知りたいと思い調べるようになりました。実際施設を見学して、陽子線を照射する機械(シンクロトロン、ガントリー照射の裏側など)が想像以上に大きいことに驚きました。機械は毎日整備していることに加え、固定具を患者個人に合わせてオーダーメイドで作成し、3Dプリンターでがんの形を三次元で再現してピンポイント照射をしていることにより、正確で患者個人に合わせた陽子線照射が実現していることは素晴らしいと感じました。がん治療において、患者の背景を考慮した上で、陽子線治療という選択肢もあることはもっと認知されると良いと思いました。また、メディポリス国際陽子線センターはリゾート滞在型で療養できることも魅力に感じました。実際宿泊して、目の前に海や絶景が広がっていて、温泉が気持ち良くてとてもリラックスできました。様々なキャリアパスをお持ちの先生方のお話を聞き、興味深かったです。特に印象に残ったのが、湯之前先生のお話にあった目の前のことを全力で取り組む姿勢です。何事でも課題は見えてきますが、それに対して諦めずにアプローチし続けることで解決につながることを改めて学びました。また、人脈を広げ、困ったときは頼ることも大切だと感じました。この研修で、先生方や他の大学(熊本大学、北海道大学、九州大学)の学生とお話しすることで、大学間の違いや様々な研究分野についてなどを話し合い、いい刺激になりました。この研修を通して、がん治療における陽子線治療の知識を深めることに加え、薬剤師として様々な形で医療に貢献できることがあると学びました。これからも様々なことに興味を持って視野を広げていきたいと思いました。

研修に参加する前は、放射線治療は癌の治療法の一つという認識でしかありませんでした。放射線治療は、癌種によっては手術と同等以上の効果があり、デメリットを比較した場合、前立腺癌は手術よりも放射線治療の方が適していると知りました。放射線治療についてよく知らなければ、自分や周りの人が癌になった時に治療法として選べないと思うので、自分で調べることや、知らないから怖いと思わないようにすることも大切だと思いました。患者さんが放射線治療を知る機会がないことや、保険適用の問題等がありますが、センターの方々は認知活動など努力されていて、もっと気軽に放射線治療を受けられるようになれば良いなと思います。また、熊薬のOBの方の話も聞けたのですが、センターに入るまでいろいろな経験をされてきた方だったので、その時のお話や、自分に合う仕事についての話などとても勉強になりました。

貴重なお話を聞くことができました。がんに対する従来の放射線治療に対する陽子線治療の特徴やメリットなど分かり易く説明してくださいました。私は陽子線治療というもの知らなかったですが陽子線治療の原理、仕組み、メリットを教えて頂き、施設を生で見学することができより理解が深まりました。さらに課題点として、この陽子線治療が保険適用されるがんが少ないというお話やあまり社会に浸透していないことから、がん患者がこの陽子線治療を知る余地がないというお話も興味深かったです。また患者さんは持病から暗い気持ちになることがほとんどです。そこでこのメディポリス国際陽子線センターとその隣接するホテルでは連携して温泉など患者さんができるだけリラックスできるような環境を目指しているところにとても心を惹かれました。最後にいろいろな大学の方々がこの研修に参加しており、他大学の話や進路の話から個人的な話などいろいろなことを話す機会がありとても刺激的でした。この研修に参加させて頂きありがとうございました。

これまで陽子線を用いたがん治療について、具体的な知識がなく、放射線による治療との違いも分かっていませんでしたが、今回のセミナーに参加して、どういうものか知ることができ、また実際に治療が行われる場所や機械を見せていただけて、とても貴重な経験となりました。特に、上顎がんの患者さんが、外科手術であれば顔の形がなくなり、失明するような症状だったにもかかわらず、陽子線治療で顔に傷ができることなく治療できたお話がとても印象的でした。これほど患者さんの負担をほとんどなくした治療法は初めて知り、お話を聞けば聞くほど、今後治療法として選択される方も多くなるのだろうと思いました。私自身、今回このように学ぶ機会をいただき、がん治療の選択肢として陽子線治療があるということを知ることができてとても良かったです。最後に、メディポリス国際陽子線治療センターの皆様、てらわき薬局の皆様、入江先生、城野先生に深く感謝申し上げます。

(メディポリス陽子線センター)様々な症例から有効性が高く、今後治療拡大が見込めることがわかった。保険適用のがん種が徐々に増加し、現在の標準治療では完治が望めないような患者さんに陽子線治療が届くことを望む。見学では、陽子線の機械の裏側が想像以上に大きく驚いた。精密な治療を維持するために、様々な分野のスペシャリストが関わり、メンテナンス等に莫大な維持費がかかることは容易に想像できた。しかし、三菱の技術者の方が毎日メンテナンスを行うことには驚いた。毎日のメンテナンスにより精密さが保たれて安全に治療を受けられるので、数をこなさないと採算が取れないとおっしゃっていた。保険適用の拡大であったり、陽子線治療を選択してもらうための取り組みで患者数が増えると良いなと思った。企業に就職後、薬剤師としてのキャリアが全くない状態で薬局に転職することの難しさについて、実際に転職した方にお会いしたことや体験談を直接聞いたことがなかった。薬剤師の方の講演により、メディポリスのような施設で薬剤師として働くことは病院薬剤師と少し異なること、一度製薬会社で働いた後に薬剤師として就職することが難しいことなど現実をしれてよかった。講演や施設見学を通して、メディポリスの職員の方々が患者さんのことを思いやる気持ちがとても伝わってきた。施設の魅力だけでなく、スタッフの方の素敵さもメディポリスを知らない方に伝えたいと思った。(てらわき薬局)機械化がとても進んでいてとても驚いた。薬品棚の機械は衝撃だった。機械化を進めることで服薬指導に時間をかけることができることがメリットだとこれまで思っていたが、処方監査の質を上げることが重要であることという言葉が印象に残っている。これから処方監査以外は機械化が進むので、処方監査に必要な知識を得てそれを理解をするここを重点的に行なうことを頭に入れて日々過ごしていきたいと思った。また、監査においても機械化が進むのではないかというお話もあった。その場合薬剤師の数が必要なくなるため、個人個人にどれだけ能力があるかということがとても大切になると感じた。実習前にこの研修に参加できてよかった。(他大学の学生との交流)他大学の薬学生と交流したことがなかったので、今回様々な意見交換ができてとても有意義な時間だった。人数的にもちょうどよかった。


今回陽子線治療について学習して、とても良い治療法だと思った。特に前立腺がんなどに関しては保険適応であることに加え、外科手術では尿漏れや性機能の喪失が起きてしまうことから、絶対に陽子線治療が良いと思った。また、保険適応に関しては、陽子線治療の保険適応の拡大と知名度が上昇してしまうと、外科手術を売りにする医師たちからの反感もあるというところが非常に難しいのだと感じた。また、私たちが今回利用させていただいた宿泊施設では、治療を受けている患者さんと会って話す機会もあったが、非常に明るく話かけて下さり、がん治療は患者さんにとって身体的も精神的にもつらいイメージがあったが、治療を受けながらも温泉や自然の景色などで癒せることもメディポリスの非常に良いところだと思った。今回、陽子線治療は非常に良いものであり、このように実際に施設を見学し、学習させて頂くことで、陽子線治療を知ることができて、よかったと思うとともに、周りで治療を悩んでいる方がいたら、1 度陽子線治療というものがあるということを伝えたいと思った。また、1 度も薬局の内部を見たことがないため、薬局見学自体新鮮だった。様々な機械があって驚いたとともに、機械が調剤を行うからこそ、処方が適切かどうかの確認に尽力しなくてはならないと思った。また、機械の導入に関して日本が遅れていると聞き、人間の薬剤師が必須な業務に尽力でき、調剤が効率よくなるため、機械の導入が進めばいいと思うが、日本では国からの補助が出ないため、困難なのだろうと思った。

萩野尚センター長による御講演では、がん治療における陽子線治療の有効性を学ばせて頂きました。陽子線治療では、計画通りの治療が受けられスケジュールを立てやすいこと、短時間・短期間局所に陽子線を当てる治療であるため、治療期間中、治療後も患者さんのQOLが維持されることなど陽子線治療には、想像以上に様々なメリットがあることを学べました。また、先輩薬剤師である持留さんのキャリアパスならびに意見交換会では、様々な職種を経験した持留さんがその経験を生かして、薬剤師の世界で能動的に行動する姿を垣間見ることができ、自分の知らない世界であっても、今までの知識や経験を応用していくことが大切であることを学びました。私も持留さんと同じ鹿児島出張なので、持留さんのように薩摩魂を滾らせて、積極的に物事に挑戦していきたいと思います。メディポリス国際陽子線センターには、想像していた以上に大きな機械が収納されており、どの機械もとてもきれいで、隅々までお手入れされていることが見て取れました。陽子線という有効でかつ危険もはらんだ物質を取り扱う施設ならではの丁寧な治療が行われていることを学べました。湯之前事務局長による御講演では、薬剤師としてメディポリスセンターの問題改善に取り組む湯之前さんの姿を垣間見ることができました。課題に直面したときに、根拠を集めて周りを説得し、行動につなげるプロセスを湯之前さんは当たり前のように実行しており、感銘を受けました。てらわき薬局城西見学では、調剤以外をすべて機械が行っており、時代の進化を感じ、これからは薬局や薬剤師の在り方も大きく変化してくるのではないかと感じました。


今回の研修では、陽子線治療から先進的な薬局の取り組みまで、多岐にわたる分野を2日間じっくり学ばせていただきました。さらに、他大学の学生や先生方と意見交換をさせていただく中で、さらに学びを深めることもできました。陽子線治療に関する研修では、技術的知識を学ぶとともに、さらなる利用促進のための課題や、リアルなコスト面でのバランスを考えられました。また、薬剤師という切り口で陽子線治療に関する業務を紹介いただけたことで、実際に行われている陽子線治療のイメージがつきやすかったです。薬剤師のキャリアパスを学び、参加者とも意見交換する中で、研究等多岐にわたる分野の経験が充実した仕事に繋がることを強く実感できました。薬局見学は、先進的な薬局の取り組みを学ぶことで、薬局における対人または対物業務の枠組みを基礎から考えるきっかけになりました。単純な取り揃えなどの圧縮可能な対物業務の効率化を、外部委託等のあらゆる可能性を排除せず十分に検討することも重要だと感じました。今回学び、意見交換等で得られた知見を仕事および自身のキャリアに生かしていく所存です。

陽子線治療については今回の研修を受けるまでは費用が高額で選択されずらいイメージがあった。しかし、今回の研修を通して陽子線治療の効果や副作用の少なさ、QOL が維持しやすいというメリットを知りイメージが変わった。確かに、費用は高額であるがそれを超える効果を期待できることをもっと多くの人に広がっていく必要があると思った。保険適応のがん種も拡大している中で、この陽子線治療によって効果を得ることのできる患者さんは全国あるいは世界的に多くいると思う。センターの方々も口をそろえておっしゃっていたが、陽子線治療の課題は「陽子線治療」というものをより多くの人に知ってもらうことであると私も思う。私のように一つのイメージだけが先行してしまっている人に知ってもらえる機会があればより救える命が増えるのではないかと思う。センターにおける薬剤師の役割は少ないように思っていたがそれも研修によって考えさせられた。抗がん剤を使用している患者さんは限られているものの疼痛ケアでモルヒネの使用はあるようだった。また、陽子線ならではというのが口腔ケアについてだった。口腔ケアについて学ぶ機会の少ない私達だが、副作用では知られているもので多くの患者さんがこれによる食欲の低下や体重減少によって治療中断になってしまう大きな問題である。口腔内膜炎に課題を見つけ意見をまとめ、改善策を見つけ、行動に移し結果をまとめる力に感銘を受けた。また、現状の課題を解決するためには説得させるデータとそれを伝える熱意が必要だと感じた。講演の中では薬剤師業務ではない分野についても教えていただいた。指宿駅に着いた時に見つけたメディポリス国際陽子線治療センターへの案内板は治療を行うために訪れる患者さんが分かりやすいような配慮が見えたが、これを提案・作成されたのが薬剤師でありセンターの事務局長である湯之前さんであることを知り驚いた。薬剤師として患者さんのためになることには服薬指導以外にもあって、そこに目を向けることができる薬剤師になる必要があると持留先生・湯之前先生の講演から感じた。薬局訪問では、私の思う薬局とは違う薬局を見学することができた。てらわき薬局では機械化がかなり進んでおり調剤業務がほぼロボットで行われていた。在庫確認から、調剤の業務までほぼロボットで行われていた、薬剤師は処方監査に集中することができ、調剤の最適化を行える環境が整っていた。今後の国内の薬局の在り方を感じることができた。今回の研修を通して、薬剤師の職場にとらわれない役割について考えることができた。どの職種においても患者さんのためという信念に変わりはなく、そのために何ができるのかをそれぞれが考えているのだと感じた。今後、実習や就活と進んでいく中で大事な薬剤師の心構えを学ぶことができた。

今回、陽子線施設を実際に見学するという貴重な機会を頂き、いかに陽子線ががん治療において有望であるかということを学ぶことができました。また、陽子線についてのご講演を聞き、今は、保険適用ではないがんにおいても、これから適用が広がっていけばよいなと強く感じました。さらに、他大学の学生と今回同じ活動をする機会をいただき、積極的に質問をする姿勢をみて、普段の学校生活とは異なる刺激を感じました。最後になりましたが、メディポリス国際陽子線治療センターの皆様、てらわき薬局の皆様、そして城野先生、入江先生など様々な方々のおかげで、今回貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

陽子線治療に関しては、名前しか聞いたことがなかったので、様々な説明や、実際の機械を見ることができて非常に貴重な経験ができました。また私はがんについて研究を行っており、陽子線治療がいかに有望であるかということを学ぶことができました。また進路に関して、私は現在まだ悩んでいる状態なので、薬剤師としても、企業でも働かれた経験を持っている薬剤師の方のお話を聞くことができ、自分の進路を考えるうえで非常に参考になりました。またこの研修を通して、ほかの大学から参加している学生の方とも、進路や研究のことについて話すことができ、良い刺激を受けることができました。本研修を通して、メディポリス国際陽子線治療センターの方々、てらわき薬局の方々、先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

陽子線治療は、北海道大学病院にも施設があることは知っていたが、具体的な知識は全くなかった。今回の研修を通して、陽子線治療に関して知識を身に付けることができた。放射線治療と異なり、腫瘍部位に照射を集中させることができる性質をもつこと、外科的手術に比較して性腺の機能が温存できることなどを学んだ。一番の問題点は、陽子線を発生させるための場所が必要になることで、これは普及する上で難しい問題だなと思った。また、持留先生のお話では、自分が置かれた環境でベストを尽くせるようにすることがいい結果を招くという姿勢を学んだ。さらに、湯之前先生のお話では、薬剤師が先導する臨床問題の解決事例を伺った。医師の信頼を得るためには、粘り強く続ける必要があるということが分かった。てらわき薬局の見学では、ほとんどの調剤過程が機械化されている薬局を見学させていただいた。対物業務から対人業務とは言われているが、まずは、薬学的知識を活かした監査の段階が重要であるというお話で、なるほどと思った。対物業務がしっかりしているうえでの対物から対人へということだと分かった。

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